どう変わる?格付け世界2位・羽田空港の拡張整備(2019現在まとめ)

2019-03-28

拡張する羽田空港

整備のすすむ羽田空港

つい先日3月27日、航空格付け会社のスカイトラック社が、ワールド・エアポート・アワード(World Airport Awards)を発表し、羽田空港が世界第2位に選ばれました。(1位はシンガポールのチャンギ国際空港)

その羽田空港は増加する訪日客対応のため、現在大規模プロジェクトが進行中です。

2020年オリンピックに向け羽田空港の国際便数は6万本から9.9万本まで増便され、また国際線利用者は1日5.5万人と大幅に増加します。訪日外国人観光客などによる消費増加を含む直接効果は3,000億円ちかくに上ると国土交通省は見込んでいます。

巨額を投じて埋め立て工事を行わない限り開発可能な土地がほぼ無くなるため、羽田空港は今回が最後の大きな整備事業と言われています。

1年後に開業の迫った羽田空港の整備を、あらためて利用者目線でまとめてみました。

開発エリアは国際線ターミナルビル(新:第3旅客ターミナルビル)周辺の2箇所です。

羽田第3ターミナル

ちなみに、2020年3月より羽田空港の国際線ターミナルビルの名称が変わります。
「国際線旅客ターミナルビル」→「第3旅客ターミナルビル」

これにあわせて、羽田空港に乗り入れている東京モノレールと京急電鉄の駅名も以下の変更が予定されています。

●東京モノレール
羽田空港国際線ビル駅→羽田空港第3ターミナル駅 

●京急
羽田空港国際線ターミナル駅→羽田空港第3ターミナル駅 

国際線ターミナル(新:第3旅客ターミナルビル)から直結の複合施設 ホテル、天然温泉施設など

国際線ターミナル直結の複合施設

2020年6月開業見込みの複合施設概要です。

京急空港線、東京モノレールの羽田空港第3ターミナル駅(現:羽田空港国際線ターミナル駅)直結徒歩1分。

駅に直結のホテルは住友不動産系のヴィラフォンテーヌ運営で3棟(うちラグジュアリーホテルは外資系)、天然温泉施設『泉の湯』、商業施設『グランドホワイエ』、イベントホールなど国家戦略プロジェクトの本気度が試される内容です。

羽田空港大規模開発地

資料引用:大田区

ホテル

住友不動産ヴィラフォンテーヌの運営によりラグジュアリーホテル(154室)・ハイグレードホテル(644室)・スタンダードホテル(906室)の3棟(計1704室)を整備。すでにヴィラフォンテーヌの公式サイトで採用強化が始まっています。

ラグジュアリーホテルは外資系ホテルブランドを予定しているそうですが、どの外資が入るのかはマイラーにとっても気がかりなところ。

会員数の多いマリオット、ヒルトンあたりが想像されますが、いまだ未発表です。

また屋上に富士山をのぞむ天然温泉施設が設置されるとのことですが、これも外部の日帰り客が利用できるのか、サービス内容の公開が待たれます。

屋上の限られたスペースとなると、宿泊客優先でもかなりの混雑となりそうです。

国際線ターミナル直結の複合施設2

その他複合施設、バスターミナル・ゲートウェイ・グランドホワイエ・イベントホール

国際線ターミナルからは、デジタルサイネージ(電子看板)などを備えるアクセス通路「ディスカバリー・ジャパン・プロムナード」で直結されます。なにやら大仰な名前がついていますが、日本のハイテクアピールで入国ほやほやの訪日客をWOWと言わせたいのでしょうか。

「グランドホワイエ」と名付けられた商業施設では日本全国から集めた名産70もの物販店・飲食店が入ります。現在国際線ターミナルには洒落た佇まいの江戸小路がありますが、さすがに手狭なのでグランホワイエへの訪日客回遊が期待されます。

世界の玄関口に揃う日本の名産の数々ですから、日本人でも商業施設の見物は一見の価値がありそうですね。

24時間、多国言語対応の「おもてなしセンター」は全国各地のホテルや観光ツアーの予約、交通や観光等のさまざまな情報の提供、手荷物預かりなど、訪日外国人のニーズすべてに1か所で対応できるそうです。全施設の延べ床面積は計約2万4200坪。

その他国際会議も開催できる大会議場、600名収容のバンケットルームも整備されるほか、1日800便を処理する巨大バスターミナルで各地を結びます。

バスの発着が大幅に増加するのは羽田を最寄りにする首都圏フライヤーには大変ありがたいものです。こちらもスケジュールの発表が待たれます。個人的には横浜市内へのバスが少ないので増便してほしいものです。

川崎市との連絡橋を建設

羽田連絡橋イメージ

写真引用:川崎市

羽田空港第3ターミナルエリアと川崎市の殿町国際戦略拠点のキングスカイフロント(京急小島新田駅近く)が連絡橋で結ばれ、新ルートが誕生します。

この羽田連絡道路は全長871、川崎市川崎区の殿町地区の国道409号と東京都大田区の羽田空港跡地地区の環状8号を結びます。

多摩川上の橋は幅員 7.5mの 2車線の車道のほか、両側に 4.9m幅の歩道・自転車道が設けられます。

自転車や歩きで羽田空港まで行かれるというのは、より空港が身近になって嬉しいですね。市民の新しいお散歩コースになるかもしれません。

キングスカイフロント

資料引用:川崎市

「天空橋駅」周辺の開発

資料引用:大田区

 

京急天空橋駅周辺の整備事業は、大田区主導の開発により先端産業拠点・クールジャパン発信拠点として生まれ変わります。

京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋駅」 直結となり、2020年まち開き(先行施設開業)、2022年グランドオープンの予定。

先端医療研究センターなどが進出し、大型ライブハウス「Zepp Haneda」(ゼップ羽田)が開業予定。

バス発着数強化、舟運・カーシェアリング・コミュニティサイクルの導入等により、交通機能を大幅に強化することが予定されています。交通広場(天空橋駅の駅前広場)も整備される予定です。

天空橋駅付近の開発

資料引用:大田区

2028年以降 「羽田空港アクセス線」の開通

JR東日本が「羽田空港アクセス線」を2028年以降の開業を目指していますので、こちらの整備事業も注目です。

東京駅から18分、新宿駅から23分、新木場駅から20分で羽田にアクセスする計画です。

まとめ

日本の基幹空港である羽田空港、成田空港は、世界の主要都市と比べても国際線の就航先が少ないと評価されていますので、増便は競争力強化のうえでも当然の措置ではあり、羽田利用者としては渡航先が増えるのは歓迎です。ただ、1日あたり1.4万人増加する人の流れを捌ききれるのか、何よりも祭の後がどう変わっていくのか、やはり気がかりではあります。

国際化に本腰の入る羽田空港、今後もこのブログでアップデートを記載していきます。

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