日本にも就航しているエアアジアが、なんと「1年間の乗り放題パス」を発売して話題になっています。
このご時世、減便運休の続く航空会社は大胆なプロモーションを打ち出してきているので注目ですね。
なかば投げやりで少々心配にもなりますが。。
マレーシアのBIG会員対象のプロモーションですが、日本人でも獲得できる方法があると聞いたのでダメ元で私も購入してみました。
全く確実ではありませんが、このパス、3/6から日本での発売があるのではないかと期待されています。
⇒残念ながら日本の発売はありませんでした。BIGセールを開催。
3/6追記
購入ページへはVPNを利用してマレーシアからの接続をし、エアアジアの英語ページにログイン後、[deals]からご確認ください。
ただし、こちらはマレーシアBIG会員向けのプロモーションです。
VPN接続を利用してパスを購入することはできますが、日本在住者が実際に飛べる確証はありません。ご自身の責任においてお試しください。
また、アクセス過多でサーバーが不安定になっているようなのです。
販売は3/7まで。
スケジュールに融通のきく人、制限も旅の醍醐味として楽しめる人でないと向いていません。
エアアジアのアンリミテッドパスって?
2/29~3/7限定でエアアジアがマレーシア会員向けに499MYR(約13,000円)で発売した年間乗り放題パス。
1年間、エアアジアでの基本運賃が免除されます。
使用可能な路線が決まっており、14日前までに予約が必要です。
日本路線が含まれています。
マレーシア国内からのアクセス(VPN使用するなど)であれば購入できますが、
マレーシア会員向けのプロモーションなので、日本人が購入しても実際に飛べる確証はありませんのでその点はご注意ください。
使用可能路線は?
エアアジアアンリミテッドパスでは、クアラルンプールまたはバンコクから以下の目的地への無制限のフライトを利用できます。
クアラルンプール(往復):メルボルン、ゴールドコースト、パース、シドニー、長沙、重慶、成都、杭州、北京、上海、武漢、西安、アムリトサル、ニューデリー、アーメダバード、札幌(新千歳)、大阪、福岡、東京(羽田)、東京(成田)、済州、ソウル、釜山、台北
バンコク(往復):ブリスベン、上海、札幌(千歳)、大阪、東京(成田)、名古屋、福岡、ソウル
その他(往復):台北-大阪、台北-沖縄、大阪-ホノルル
日本人の興味のありそうな発着地を囲っています。
メモ
エアアジアアンリミテッドパスは、以下のエアアジアXルートを除く(両方向)の航空会社コードD7およびXJをそれぞれ保有するエアアジアXおよびタイエアアジアXのフライトでのみ利用できます。
クアラルンプール–デンパサール(バリ)
クアラルンプール-シンガポール
クアラルンプール-ジェッダ
具体的に!乗り放題パスを使うと費用はどのくらいかかる?
エアアジアが提示する最低限必要な価格を現在のプライスで日本円に換算してみました。
アンリミテッドパスは基本運賃のみが無料になります。
政府の税金と手数料、空港使用料、またはその他の料金、これに荷物、機内食などが加算されます。
完全無料ではありませんw。
クアラルンプール⇒羽田間フライト例をアンリミテッドパスを適用してみると、
「100%OFF」の記号が付いているフライトが、アンリミテッドパスの所有者が予約できる便です。
529.00MYRの基本運賃の日ですが71.MYRになっています。
これに、自分でチョイスした荷物や機内食が加算されます。
機内食と20キロの荷物こみで、日本円で6,131円になりました。
日本発の便だともう少し税金がかかるので羽田ークアラルンプールで約8,000円。
うまく確保できれば往復14,000円くらいで飛ぶイメージでしょうか。
素敵。
はやくコロナが終息しないか待ち遠しくなります。
利用ルール
ルールと制限
- フライトの予約は出発の14日前まで
- パスは2021年3月2日まで有効
- 片道でも往復でも利用可能
- 荷物、付属品、アドオン、その他の料金は都度徴収される
- マレーシアの日曜、休日やピーク時は予約不可
- 12歳未満の子供は不可
- 1人のBIGメンバーアカウントにつき1人のみ
- 販売、交換、割り当て、または他人への譲渡不可
- BIGポイントは付与されない
- 払い戻し不可
- パスポートの名前と一致が必要
- 最初の予約が完了すると名前の変更不可
- 1日に最大2つのフライトまで
- 1年に最大3つのノーショーを許可。超えると没収される
- アクセス集中のためパスの受け取りが遅れる可能性あり
- 週末、マレーシアの祝日、ピーク時は制限がある
- 予約確認後の変更不可
ピーク時しか旅行に行かれない方には全く向いていないパスだと思います。
また、エアアジアでは12歳以下のお子さん単体での発券はできないので、ご家族で使用するにも向いてないと言えます。
エアアジアが投げやり的に大量販売した場合、利用者過剰になり実質使用不可になる可能性もありますが、
個人的には現状で予約が全く取れないという状況にはなっていないです。
マレーシアベースの会員でない場合、予約ができても飛べる確証はないですが。
予約方法
「100%OFF」の記号が付いているフライトは、アンリミテッドパスの所有者が予約できるフライトです。
ここで表示される値は、そのセクターに支払う空港税と料金です。
合計の未払い税金と料金は、下部に表示される要約ブラックボックスで確認できます。
選択したフライトのいずれかに「100%OFF」のサインがない場合、その日付にアンリミテッドパスを利用できないか、選択した日付が制限日に該当します。
日付を変更して利用可能なフライトを検索してください。
ココが残念
カレンダーで利用可能日を一覧で見ることはできないです。
検索しにくいのを覚悟で利用ですw。
3/9追記
サーバーアクセス過多で予約前に座席指定をad-onできない場合でも、あとから追加料金の加算で座席指定できました。
まとめ
エアアジアの1年乗り放題パスについてでした。
1年の猶予があるので、安心して飛べる時期もやってくる気がします。
今は使うより仕込む時期。
3/6から日本での発売も予感させていますが、実際に発売されるかどうかは開けてみないと全くわかりません。
どんな内容にしろ、3/6の10:00にプロモーションの発表があるようです。
⇒残念ながら日本発売の発表はありませんでした。BIGセールを開催中。